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中学校の総合学習で講話を行いました。

今年もご依頼を頂き、西神楽中学校の総合学習の一環として
代表の島が農業や夢民村のことについて講話を行いました。
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講話は生徒から事前に上がった質問をもとに進められました。
その一部をご紹介。
■夢民村のはじまりは?
会社という形ではなくて、農家の若い人が集まった農協の「青年部」の中で、サークルのような形で結成しました。
最初は農業をもっと知ってもらいたいという思いで「都市との交流」がテーマでした。
いもほり体験などもやりましたが、当時は「体験して知ってもらう」というだけで
、その場で自分たちが作ったものを直接販売したりということはやっていませんでした。
僕らが学校を出たときは、農家は、基本的に直接お客様に販売することがなかったので、
自分たちの想いを伝えるためには、自分たちで販売しなければということに気づき、
平成13年に農家8軒が集まって会社としての「夢民村」を立ち上げました。
■夢民村の野菜はどこで使われていますか?
旭川市内のスーパーと、あとは本州のお客様もいてお米、アスパラ、メロン、トマトなどを個人宅配しています。
野菜じゃないけど、お米は東京の有名な中華料理店で使われています。
実は、年末のぐるナイの特番…「ゴチになります!」で紹介されました。
僕的には、全国ネットで紹介されることによって、今いるお客さんにとってよかったのでは思っています。
■どのようにつくれば美味しい野菜が作れる?
農薬を使う、使わないは「美味しさ」に関係ありません。
ただ、有機質肥料を使う、化学肥料を使うは美味しさに関係があります。
あとは自然条件。標高が高いほうが美味しいじゃがいもがとれるんです。
野菜なんかは、水はけが良い場所の方が美味しいものがとれる。
山は傾斜があって、水が溜まらずに流れていく。
あとは、旭川は特に昼と夜の温度の差がある。この差があった方が野菜は美味しい。
自然の条件も美味しさに関わっているんだと思います。
■これからの課題は何ですか?
若いスタッフが入ってきて、その人たちが育つこと。
■消費者に対して思っていることはありますか?
もう少し理解をしてもらえたらなと思う。
僕らも努力しなくちゃいけないけど、値段が安けりゃいい、は寂しい。
これでは価格競争に飲まれてやっていけない。農業経営が成り立たない。
正直、流通がおかしくなっているのもあると思います。
野菜を動かす会社の規模が大きくなりすぎて、まとめて買うから安くしてくれという風に買いたたかれやすい。
でも実をいうと、それでは耐え切れない。
■農業で一番の発見は?
作物の生きる力はすごい。
例えば、ほうれん草は時期ごとに品種を変えるのですが、あれは花芽が出るとB品になる。
最近では、異常気象を感知して生き延びれないとわかると、子孫を残そうしてぐんと花芽を出すんです。
僕らとしては商品にならないからよくない話ですが、生きるための力、作物にはそれだけの力があるんだなと思います。
さて、果たして今の人間がそれだけの生きる力があるんでしょうかね…?
昔は腐っているかどうかは口に入れてみて酸っぱいとかそういうので自分で判断したが、
今は、賞味期限を基準にする。
僕ら人間の生きる力はどうなんでしょうね。
■皆さんに一言
僕は夢民村を会社という組織にして、一軒の農家というだけではできないことが
いろんな人が入るとできるんだなということを実感しています。
ぜひ、多くの仲間を増やしてほしいですね。部活動でもなんでもいい。
とんでもなく頭のいい人ではなく、コミュニケーションをとれる人が必要だと実感します。
社会に出たら必要なのはそこだと思う。みなさんも努力して頑張ってください。

「食環境」の講話

8月25日、旭川市立西神楽中学校の総合学習の時間に講演を行いました。
まず冒頭は、夢民村の紹介のVTRを10分ほど放映。
夢民村が8軒の農家が集まった組織であること、
自分たちで生産から販売まで携わっていること、
後継者を育てるために道内外からのスタッフがいることなどが紹介されました。
代表の島からは、現在の農業が昔に比べてどのような状況にあるのか、
現在はどのようにやっているのか15分程度お話いたしました。
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北海道農業のあり方に警鐘を鳴らした故・相馬暁先生から教わった「4つのこと」。
●クリーン農業
…農薬を減らしたり化学肥料を使わず有機質肥料を使っています。
●担い手確保
地元以外からもスタッフを採用して、技術を伝えるようにしています。
●消費者のことを考える
作っている人の想いを消費者にちゃんと伝えられるような販売の仕方をしています。
●付加価値をつける、6次産業化
1次産業が農業、2次産業が加工業、3次産業がサービス業。
6次産業はそれらをすべて農業で行うこと。
農産物に付加価値をつける努力をしています。
次に直売カフェMuuのシェフからも講話をしました。
直売カフェMuuで人気メニューの「特製カレー」。
カレーを作るに当たり、一番先に考えたことが「食べ方の提案」。
「こういう風に食べたら違う美味しさを感じてもらえるのでは?」
ということで、カレーの上にはグリルまたは素揚げした野菜がドドーンと乗っています。
料理にもイメージがあり、北海道、旭川の風土を料理で表現できたらと
ごはん=大雪山、カレーのルー=畑、乗っている野菜=畑に野菜がこれだけあるよ!
というイメージなのだそうです。
実際にカレーの写真を生徒に配り、上にどんな野菜が乗っているのか
考えてもらい、順番に答えてもらいました。
みんな知っているもの、何人かしか知らないもの、
様々な野菜があることを知る機会となりました。
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カレーに乗っている野菜について、真剣に考える先生方…
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西神楽中学校2年生のみなさん、ありがとうございました。

明日は登校、です。

明日、西神楽中学校の総合の授業で、夢民村代表の島と
直売カフェMuuのシェフ小嶋がゲストティーチャーとして授業に参加します。
私も取材のため同行することになりました。
中学校って何年ぶり…
私も一応表面だけは「教育学士」を持っているので
こういう授業はついワクワクドキドキしてしまいます。
当日の様子はこのブログでもお伝えしますね。

西神楽小学校4年生

西神楽のすごい人”を探そう
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というコトで地元・西神楽小学校4年生2人が
村長・島に会いに来てくれました。
『島さんがいちばんたいへんなことはなんですか?』
などなど、
なかなか鋭い質問が出ていましたよ。
その質問に島は、
「農業が好きで、楽しいと思ってやっている。
 だから、大変と思うことより楽しいことの方が多いから
 大変だとは思わないよ」と。
西神楽のすごい人です。